旭川公立ものづくり大学 発起人会開催
2011年3月30日 14:39
昨日、仮称 旭川公立ものづくり大学の発起人会の第一回目が開催されました。
旭川の市立であった北都商業(私の母校)が廃校になり、東海大学旭川キャンパスが今年の入学学生をもって廃校します。 旭川のこれからの子どもたちの将来の学びの場が失われるということは、この旭川市を含む近郊の市町村にとっても大きな大きな損失です。
私を含む、デザインを仕事にしている人たちには東海大学の卒業生が多いのを実感しています。 学生時代はどうであれ(私のこと・・・・)社会に出ると皆さん頭角を現すというか、自分を表現するというかそんなことを学んだのは間違いなく大学時代の学びの時間があったからだと思います。 私も、今のこの仕事があるのは学生時代に育んだデザインスピリッツであると思います。
何故、公立なのか・・・・。 昨日の発起人会でも疑問として出ました。 旭川には、工業高校や高等技術専門学校などもあるからものをつくる技術を身につけるにはそれでは不足するのか・・・・・。 などという前向きな議論。
多くの方の意見としては、公立は私立の授業料に比べると格段に安く、努力をすれば所得が少なくても、多くの子どもたちの学びの場の提供が均等に出来るということ。これから所得格差が益々広がればより必要になるということ。 デザインを含む建築や工芸などの知性を学ぶことと技術を身につけることには少し差があり、技術も必要であるがデザインの教育がこれからの旭川の知性を高め、市民の知性が高ければたとえ人口が減少しても町として生き抜いていくことが出来るということ。 デザインはコミュニケーションである。人との関わりを学び技術を学ぶことがこれからの子どもたちにとってとても大切なのではないか。 などとの意見が出ました。
最終的なカタチはまだこれから議論を続けてもっと具体的になっていくと思いますし、また多くの市民会員を募り、署名活動という行動やシンポジウムなどを設け多くの人たちの賛同を頂きながら市に要請をしていきたいと発起人一同、気持ちを一つにいたしました。 私は会の運営委員のひとりとしてこれから出来うるかぎり活動してゆくつもりです。
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