旭川冬まつり もうひとつの物語
2011年2月21日 23:56
早いもので冬まつりが終わって一週間が過ぎました。
95万4千人という史上三番目の来場者を迎えて大成功を収めた旭川の冬まつりですが。
勿論、新聞で掲載されていましたが、開催終了翌日には、雪像を壊します。
ですから、私としては思い入れのある、あの雪像の解体の様子を見に行くのは当然のことでした。
ガーガーガー、と大きな音をたてて、ショベルカーで大きく切り崩しながら大雪像が解体されていくのは寂しいものです。 工事の関係者の車やトラックが出入りする中、大雪像の前でその様子を眺めていました。
自衛官の方と話をしながら見ていましたら、雪の塊のところに女性がひとり座って、雪像の壊れる様子を見ています。
私以上に思い入れのある人がいるのかな・・・・・などと思っていましたら、自衛官の方があの人は毎年この解体に来ている人なんですよ。と話してくれました。 「えっ、毎年 」 と思ってましたら、実は あの大雪像の上のブルトーザーを運転している方の奥様なんだというのです。 とても危険な仕事なので毎年 下から見守っているということなんです。
とても、素敵なお話・・・・・・ですよね。
大雪像を、上から崩しながら下に降りていく作業は、とても難しい作業なのだそうです。
熟練の技術がひつようなんですって。 そんな、多くの方の技術が縁の下の力持ちになって、ひとつのことが出来るんですね。 冬まつりのもうひとつの素敵な物語を見ることが出来ました。
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