暮らしセラピー 第8回
2010年8月25日 05:33
8回目となるセミナーの様子です。
自分サイズを知ることで素人さんが理解しにくいサイズ感覚がわかるということで二人ひと組で測定しています。
また、すまいづくりのサイズと私たちが安全に暮らすためのサイズの関係性についてもレクチャーしました。
例えば、ドアの取っ手やノブの位置ですが、床から90?の位置にあります。 日本人の平均的なおへそからみぞおちの間にあります。
これは、私達が体から20?以内の場所でもっとも力が入りやすい位置だと言われています。ですから、そこに 引く とか 押す という行動がスムーズに行われやすいようになっているんですね。
「モジュール」という言葉は聞きなれないと思いますが、建築で言うモジュールとは、建築物の基準となる寸法のことです。
日本では、尺 寸法 です。 一尺は、30.3?、3尺は、91?・・・・・・
3尺×6尺の畳の寸法は、91?×182? といったところです。
日本人の生活は、座って半畳、寝て一畳といわれていましたが、床座でつかう座布団なんかもこの半畳に伴う大きさだったりするんですよ。 皆様も一度、身の回りのサイズを測定してその関係性や、安全性について考えてみてはいかがでしょうか? いつもぶつかる テーブルの角など、どうしてぶつかるのか何故見えないのか、きっと原因があるはずですよ。
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