閉じた空間と開いた空間
2009年11月 2日 10:05
前回の藤森先生のお話の part 2 です。
ブログにコメントも頂きましたが、福祉国家として有名なデンマークですが、実は古い歴史の 中では、信じられないような思想があったそうなんです。
それは、同じお金を使うのなら、裕福で子どもに囲まれた家族にお金を使うべきで老 人や身障者に対して使うべきではなく、弱者は死んでもいい(言葉が悪いですが)的な思想があたり前のように言われていた時代があったんだそうです。 そん な極端な時代があったからこそ、デンマークは現在のような福祉を見直しその充実が図られているというお話でした。
そして、建築と人間との 関係。
デンマークは、とても性犯罪の多い国であるということ、そしてそれはある意味建築物の建て方やランドスケープに対しての問題提起でもあると いうお話。
開いた空間と閉じた空間。
東京や旭川までもそんな閉じた空間に進んでいるという危惧を感じると言われていまし た。
感覚的には、その町、地域に行くといやな感じがする場所があると言われていましたが、記憶に新しいマンションで女性を拉致して、部屋に連れ込 みバラバラにして排水したというとても残酷な事件がありましたが、そのマンションを藤森先生は事件以前から知っていて、その奇妙な街に行くと、テンション が下がりなんとも言えないどんよりとした心になってしまうので、それがとても気にかかっていたらしいです。その後、事件が起きて犯罪を犯した犯人は勿論罰 せられますが、その街づくりなどに問題は無かったのか・・・・と、いうような事を言われていました。 とても、衝撃的なお話でした。
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