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映画　「ミステリアスピカソ」

2009年10月14日 14:07

先日　デザインギャラリーで　「ミステリアスピカソ」というピカソが実際に絵を描いている実写のビデオ放映会がありました。

すごかったです。
やっぱり、天才ですね。
映像のなかでピカソが描くキャンパスに見る見るうちに様々なものが描かれている。
最初のタッチから完成の絵の想像は全くつかず。

人物像にしても普段、凡人の私が描く人と描く順序が違うというか、体の描く部位のスタートが違うというか・・・・。なぜ、そこからスタートするのか・・・・・とか。最初のダイナミックな太い線の交差が最後には繊細な女性の裸体になるとか・・・・。もー、開いた口がふさがらない状態で（ちょっと使い方が違うか・・・）唖然としてしまいました・・・・。

ある絵は、あら花瓶に差してある花なのかな？と思っていたらなんだ、魚か・・・・と変化し、いやいやニワトリだったんだということになり、でも最後は人間の顔になっちゃったりして・・・・・。
約 90分ほどの上映会でしたが、とても素晴らしいものを見せていただけました。
この画像は、ピカソ７５歳の時ということでしたが、本当にすごかったです。
巨匠といわれている画家の皆さんは長生きの方が多いと聞いたことがありますが、絵筆からほとばしるエネルギーはすばらしかったです。

・・・・私の祖父は、父方、母方とも絵がとても上手でした。父の方は、それを職業にしておりました。
母方の方は、趣味としてでしたがすずめの絵をよく描いておりました。実家は勿論ですが、親戚の家にも必ず一枚は飾ってあります。　それぞれ長生きしてくれましたので、自分の感覚の中で生きる時間を持つことはとてもいいことなんだと思います。
・・・なんでも、感化される私ですので、やっぱり絵が描きたくなってしまいました・・・・・。