藤森修先生の望星塾
2009年10月31日 08:32
先日、東海大学の准教授の藤森修先生の講演を聞いてまいりました。
内容はとても面白いものばかりでした。
主題は、「市民 の批判と共に生きるデンマークの都市とデザイン」
デンマークの人達は、建築物代々引き継ぐことはないのですが、家具などに関しては、祖父 母の家具を孫が引き継いで使い続けるという文化があるそうなんです。そのデンマークで、 IKEA というリーゾナブルな価格帯で、自分達の好みのインテ リアを作り出すというストアが出来たんですが、(日本にも2店舗あります)長い歴史を覆すような企業であったそうです。
私も東京方面に行くときは 結構この IKEAに脚を運んでいますが、取り扱い品の品数の豊富さと手軽さでとても楽しいストアです。 ニトリに勤めていた時代も、視察のためIKEAを何度も訪 れました。アメリカのIKEAを最初に見たときの衝撃と興奮は今でも忘れません・・・・。それだけ衝撃的でした。ニトリも当時IKEAの品揃えを目指して いましたから。でも、そんな厳格な歴史のある背景から生まれたお店であることを知ってビックリしました。
写真は、アンデルセンが実際に住 んでいた家(ブルー)だそうです。
それから、デンマークの人たちのデザインに対する意識が日常生活に浸透しているというお話です。
アメリカ人、日本人、デンマーク人、フラ ンス人等多くの国の人たちでテイクアウト食品を注文して皆で食べようというとき、そのまま食べたのは、アメリカ人と日本人だったそうです。
ヨー ロッパの人たちは、必ず白いお皿に盛りつけしてから食事をするそうで、恥ずかしい思いをしたというお話。
また、日本ではお馴染みの桜のお 花見の風景
綺麗なお花を見るのに、あのブルーシートを敷いて食べる日本人の美意識には疑問を感じるとデンマーク人のコメント・・・・・。本当です よね・・・・。
こんな内容で、PART1のお話はおしまい。
建築に関する藤森先生のお話は、また次回御紹介しますね。
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